
産院によって積極的に母乳育児を進めるところもあれば、そうでないところもあります。
結論から言うとお母さんの希望に合わせて選択すべきです。笑
ポイント
途中で混合にしたり缶ミにしたり完母になっても全く問題ありません。
母乳
母乳は赤ちゃんに適した栄養が簡単に摂れ、尚且つお母さんの回復にも効果的です。
メリット
・赤ちゃんに必要な栄養や抗体が多く含まれている
・お母さんの子宮の回復が促進される
・すぐ飲ませられ衛生的
・コストが粉ミルクよりかかりにくい
ですが、ミルクに比べ消化も良いため授乳間隔が短くなってしまうこともあります。
デメリット
・授乳室や場所がないと授乳することができない
・お母さんの睡眠時間が少なくなる
・お母さんのアルコール摂取ができず、また薬には注意しなくてはならない
粉ミルク
粉ミルクは簡単に誰でも授乳ができることでお母さんだけでなく、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんとのスキンシップの回数が増え愛着形成をしやすい特徴があります。
メリット
・誰でも飲ませることができる
・赤ちゃんの飲んだ量が正確にわかる
・お母さんの負担を軽減できる
・母乳にはあまり含まれていないビタミンDを摂取できる
母乳と違い、準備が必要となり時間を要してしまいます。
デメリット
・外出時の荷物が多くなる
・授乳するまでに時間がかかる
・粉ミルクの費用がかかる
代表的なメリット、デメリットをあげましたがお母さんと赤ちゃんの生活に合った方法を選ぶのが良いと思います。
実際、病院に入院しているお子さんたちをみても母乳だけの子もいれば、粉ミルクだけの子もいる。
みんな成長に変化はなかったです。
私は、粉ミルクでも充分に栄養が摂れるし、お父さんも粉ミルクなら育児参加が簡単にできるなら母乳が出なくても粉ミルクでいいやーと思っていました。
ですが、産後から母乳がよく出たため飲んでもらわないと乳腺炎になってしまう、、、。となり、完全母乳で育てることとなりました。
完全母乳で育てたい!というお母さんも多いと思います。
ですが、産後の身体や心のバランスはとても崩れやすく、母乳育児がストレスになってしまうこともあるかもしれません。
逆に私のように、粉ミルクで育てよう!と思っていても母乳を飲んでもらわないと厳しい。というこもあるのです。
まとめ
栄養面や子どもとの愛着形成は、母乳であっても粉ミルクであっても、大きく変わりません。
お母さんの負担にならず楽しい授乳時間が過ごせるように授乳方法を選択できれば、それが一番のいい方法なのだと思います。
ナースママ